CASE

加工事例

2024/05/28

透過観察用薄片を納品いたしました

筑波大学 様

【概要】表面分析した箇所の透過観察用薄片の作製
【試料】土壌試料
【作製方法】無水

【担当者からのコメント】
表面分析をした箇所の薄片試料作製は、表層から30μm+数μmの範囲で作製する必要があります。当然、1度きりです。
薄片はいわゆる「破壊分析」です。X線CTなどと違い貴重な試料が無くなるリスクがあります。
一方で、薄片はCTよりも鮮明に観察できるメリットもあります。
あらゆる分野の研究者から【薄片試料を用いた観察】を選択してもらえるような信頼と技術を培っていきたいと思います。つまり、最小限の破壊(損失)で薄片を確実に作成するという信頼を得るために技術を培っていけたらと思っています。
今回も、緊張感を大いに感じた依頼でした。

お客様の声

貴重なサンプルの薄片の作成をプロに任せた価値がありました。
薄片の観察も十分にできており、満足しています。