CASE

加工事例

2018/11/26

標準鉱物試料でEPMA用分析試料(研磨片)を作成しました

岡山理科大学 様


【作製方法】湿式、通常の研磨片作製手法と同じ

【担当者からのコメント】
各試料が微量かつ、小さい。それを同時に分析可能とするため、同一面で鏡面研磨がなされている必要がありました。研磨中に仕上がり面の角度が少しでも変わると、端に配置した数個が消失してしまう恐れがありました。そうならない為に、通常の樹脂マウント方法ではなく、φ1インチの樹脂モールドに穴をあけ、そこに試料を入れて樹脂をマウントしました。さらに、両サイドに花崗岩でガイドを付ける一工夫をもしてみました。試料も海外から取り寄せた貴重なものとのことで、試料がなくなってしまわないかの緊張感を楽しみながら作製しました。